そもそも、リリースノートがどこにもない。Beef Arbiter AIを公開してから何を直して何を足したか、まともに記録していなかった。GitHubのコミットログを掘れば出てくるっちゃ出てくるけど、それを読み返すのも書き残すのも億劫で、気づいたら「あれいつ直したっけ」を繰り返していた。

さらに言うと、並行してメモパチの開発もしていた。Beef Arbiterの改修、メモパチのバグ対応、次のアイデアの検討——それぞれが頭の中を飛び交っていて、どれがどこまで進んでいるか自分でもたまにわからなくなる。整理する場所が欲しかった。

だったらここで作ってしまえ、という話。ブログほど重くなく、ツイートより長く残る場所。それがこのDevLogの出発点だ。

今やっていること

何を作っているのか。

Beef Arbiter AIは、インターネット上の口論をAIが判定するツールだ。論点のすり替え、感情的な暴言、詭弁の使用——そういった要素を複数の軸でスコアリングして、どちらの主張がより妥当かを出力する。もともとは「自分がレスバを見ていて、第三者目線で勝敗がはっきりしないのが気持ち悪い」という個人的な動機から作り始めた。今はテストのためにXでレスバを探し続けていて、自分がレスバに飲まれた話は別のログに書いた。

メモパチは、パチスロ・パチンコ向けのメモ管理アプリだ。子役カウンター、収支の記録と分析、情報の共有が一つのアプリでできる。App Storeで配信中で、Android版はGoogle Playの審査要件(クローズドテスト12人・14日間)を満たすためのテスターを集めている段階で止まっている。

そのテスター問題を解決するために作ったのがTestersBoardというWebサービスだ。Google Playのテスターを相互にマッチングする仕組みで、経緯と結末は別のログに書いた。完成してから自分がAndroid端末を持っていないことに気づいた。

まとまりのないラインナップに見えるかもしれないが、全部「自分が必要だと思ったから作った」という共通点はある。収益化は後から考える、今は作ることが先、という姿勢でここまで来ている。

宣言

進行中のプロジェクトは、ここで一元管理する。

Beef Arbiter AI、メモパチ(iOS / Android)、TestersBoard。個別のページに散らばるよりも、ひとつの場所にまとめたほうが自分でも把握しやすい。更新履歴も、詰まったことも、判断の経緯も全部ここに書いていく。

外向けというよりは、自分のための記録に近い。ただ公開するなら読める形にしたい。そのバランスをとりながら続けていくつもりだ。「作った」だけで終わらせず、作った後に何が起きたかまで書く場所にする。

今後

書いていくこと、書いていかないこと。

更新頻度より続けることを優先する。週に1回書ければ十分だし、気になることが続けば続く分だけ書く。義務にした途端に止まるタイプなので、そういう運用にする。

書くのは主に3種類——作ったものの記録、詰まって解決した技術的な判断、やってみてわかったこと。コードそのものより意思決定の話のほうが後から面白い。なぜその設計にしたか、なぜその機能を削ったか、なぜそのタイミングでリリースしたか。コードは変わっても、その判断の経緯は残る。

書かないのは、うまくいっていることの宣伝だけ。失敗や判断ミス、「やらなければよかった」の方が正直な記録として価値がある。後から読んで「あのとき何を考えていたか」が伝わる記録が残れば、それでいい。うまくいったことは結果が語るし、失敗したことの方が書く意味がある。

読む人は主に自分だが、もし同じような状況にいる個人開発者の参考になれば、それはそれでいい。収益は出ない、テスターは集まらない、作ったら別の問題が出てくる——そういう現実を隠さずに書いていく。